KATAOKA-laboは、ひとの関係性と主体のあり方を考え、異なる立場の人々が独自の感性を発揮しながら相互作用するしかけと仕組みを提案する研究室です。

伝えているのは、「表現するための独自の回路の開拓」と「立ち会う時に大切なこと」。


"わたし"と"あなた"と"もう一つ"とで織りなす対話
「多様性と包摂」が人類の課題となったこの時代に、私たちは自分が直に関わる人たちの“多様さ”をどこまで受け入れられるでしょうか。
姿かたちや能力は、その人が持つ特性の一つの側面でしかありません。
たった一人のあなた自身の中にさえ、多様な性質は共存しています。
人の特性の良さや面白さは、私たちが意図しないところ・意識しないところにこそ隠れているもの。SENSE-BASED DIALOGUE®︎ は その異なりの豊かさを、媒介物を通じて感性的に経験するための方法論です。


S-BDの中で扱う「感性」は曖昧な想念や判断基準のようなものではなく、自分の体を通して実感される“目に見えないけれど確かなもの”。ワークショップで「借り物でない独自の表現」を辿りながら、それぞれの経験を語り合います。

日常的な言語で伝わりづらい経験を土俵にあげていくために、S-BDのワークでは説明的な一時言葉を棚上げし、“感じ取る”構えと作法を実践します。
わたしだけの経験を語り、
あなたの経験に耳を傾ける
異なりを感じ取る



異なる身体、異なる歴史と属性を持つということは、往々にして、異なる価値観を抱えているということです。人として大事にしていることの異なりを、異なる課題とともに浮かび上がらせながら、お互いにできること、やりたいことを確かめていきましょう。
異なる身体、異なる課題
異なる「人」の捉え方
感性と論理で組み立てるダイバーシティ&インクルージョン
SENSE-BASED DIALOGUE®︎ は、人の主体の成り立ちと異なりを解き明かす心理学、現象学、近年の障害研究の知見を参考に KATAOKA-labo が開発しています。個々のプログラムは、チームビルディングやD&Iの取り組みごとに設計します。詳しくはお問い合わせください。


“ひとと向き合う仕事”の土台をととのえる
チーム/コミュニティ開発支援
対人援助に取り組む法人・団体の組織づくりのサポートをしています。短期(1年単位)、中期(数年単位)の計画にもとづき、「異なるメンバーの力と感性が相互に発揮される組織づくり」を目的に、対人援助業務の持続に適した組織設計・方針とルールの策定・チームビルディング・管理職育成・日常の環境づくりを行います。




表現の回路を育む気持ちを中心に
子どもが育つ場の支援
子どもの支援・保育・教育に取り組む団体に特化した相談・研修・表現活動の支援・専門イベントの企画運営を行っています。長期的な視野で、関係者がお互いの心の健康を育んでゆくことを念頭に「画一的な価値基準に振り回されない、多様な価値を包み込む支援現場づくり」を提案しています。
造形・描画表現の原理、表現の「苦手」を乗り越える方法、子どもの主体形成プロセス、発達特性にもとづく感じ方の異なり など
映像・写真を活用した感性的な記録の実践、「関係発達論」を参照しながらのエピソード記述の実践 など



専門職を対象とするイベントの企画運営、記録をテーマとする展覧会 など
インクルーシブな表現活動の実践、表現のための環境づくり全般、各種素材の特性理解と日用廃材のリユースの実践 など











































